団地の引越し

私の住む団地は、とても暖かい人付き合いがあります。一般的なマンションの引越しであれば、一世帯が引っ越しても、誰も問題にはしません。私の住む団地の場合は、状況が違います。引越しされる方がいるとそれについての会が行われたり、引越し後には引越し先の新しい部屋でお食事会をしたり、大騒動なのです。

もともと昭和の時代に建てられた団地なので、その頃からの住人は、みんな70歳以上の高齢者です。入居当時は、小さな子供のいるニューファミリーで地域は賑わっていました。近所は仲良しで、余ったおかずは、隣近所に配って回ったりし、逆もありました。冷蔵庫の中はいつも、どこかのおうちのおかずでいっぱいになっていました。ご飯を炊けば、おかずに困ることはありませんでした。

子供達は大きくなり、結婚のため引越していき、残ったのは、高齢の親御さんたちです。いまでは、少し健康な人が住む老人ホームのようです。ご主人が亡くなり、一人住まいとなったお年寄りが多いです。そのお年寄り達は、次々に亡くなっていき、空き家となります。

何か人生の虚しさを感じ寂しくなります。先日、空き家になった部屋に、小さな子供たちがいるニューファミリーが引越ししてきました。日中、小さな子の声が聞こえてきます。子供たちは近所に明るさをもたらしてくれています。

自分の引っ越しのきっかけと物件探し

会社員になって2年目だったのと、実家を出て1人で生活して会社へ電車に乗って、乗り換えなしで一本で行けることでした。初めはどこに住むかを検討しました。その時は付き合っていた彼女がいたのでその彼女と探しました。

会社へ一本で行ける所を見つけたので、次は住む家探しでした。実際探した時は、アパートを扱っている会社を見つけるのが大変でした。駅に出てる看板を目印に有名な賃貸の会社へおじゃまして、物件を探しました。色々と詳しく教えてもらい、事務所の方と一緒に物件を3~4件回りました。部屋の大きさや駅までの距離はいいものがあったのですが、ピンとくるものが感じられなかったので、選ぶのは大変でした。希望としていたのが6万円台で風呂トイレ別窓付きだったのですがいいのはそうそう見つかりませんでした。ですが、何件か回ったところでいい部屋が見つかったのでそこに決めました。

そこから引っ越しするまでは、あっという間でした。実家で荷物をまとめて、家具や家電をそろえて入居の日に合わせて家電を入れてもらいました。小さな引っ越しは自分でやり、軽トラックをレンタルして彼女と一緒に車に積み込みアパートに入りました。

引っ越し当日は色々と手違いがあり、時間がかかってしまいました。家電が運び込まれる予定時間などギリギリで大変な1日でした。初めての引っ越しは大変なことだらけでしたが、色々と経験することができたので引っ越しをしてみてよかったと思いました。

引越しの片付けは「コツコツ」がポイント

私は今まで3回引越しを経験したことがあります。

でも引越しって、新しい家に運んだその後も結構大変なんですよ。

これはもう毎回のことなんですが、新しい家の自分の部屋が段ボールだらけで大変な事になるんです。

足場がないくらいに部屋中箱だらけで、それを一つ一つ開けては整理して片付けていくわけですから引越し直後にやる気を失います・・(笑。

でも、こういう時って大きい箱を先に片付けていった方が良いかなと思いますね。

なぜかというと、まあその日中に全ての箱を片付けるのは難しいので、ある程度箱をそのまま部屋の隅などに置いておくじゃないですか。

そうなると大きな箱が残っていると、端に置こうとしてもちょっと出っ張って邪魔になったりしますし、また箱自体も曲がりやすい場合がありますから。

反対に小さい箱だと、これはここに置いてあれはあそこに入れればみたいな感じで、箱のままでも部屋のアチコチに収納しやすくなります。

なので、私はいつも小さい箱は先に隅へ寄せておいて、大きい箱から取り掛かってますね。

また片付けていく最中には、あまりあと何箱とかは考えないようにしています。

もちろん少なくなってきてからは数えたりもしますが、たくさんある状態でそれを気にし出したら、もう途中でイヤになっちゃうんですよ。

今まで何度イヤになったことか・・(笑。

なので引越し後は、まず大きな段ボールから片付けてそれをゴミ箱代わりにして、その上で片付いた小さい箱を潰してしそこに入れていってますね。

これをしてると、ちょっとした達成感も感じられますしね。

引越しは、荷物が完全に片付くまで結構大変ですが根気良くコツコツとしていくことがポイントじゃないかなと思いますね。

やっぱり引っ越しのプロは違うんだなあ

うちは親が転勤族でしたので、引っ越しは幾度となく経験しています。伝統なのかどうかは知りませんが、引っ越しのお手伝いに職場の同僚の方が大勢来てくださると言う環境でした。いわゆる社宅(宿舎と呼んでましたが)のアパート間を移動するだけなので、引っ越しの荷物を積むのも降ろすのも、同じ宿舎の方が出てきて手伝ってくださるんですね。

しかし皆さん《引っ越しのプロ》というわけではないので、結構荷物をぶつけていました。冷蔵庫の扉の凹みは結構目立ちますし、私の勉強机にも、目立つ位置にえぐったような凹みキズがついてしまって悲しい思いをしたことも……。

普通の引っ越し屋さんに頼んで引っ越しをするようになったのは、自分が大人になってから。客先への長期出張ということで、だいたい半年~2年程度のスパンで単身引っ越しをしていますが、どの引っ越し屋さんも、家具をぶつけたりしない。これって「さすがプロ!」と驚くようなことでもないのかも知れませんが、ある種のカルチャーショックを受けました。

引っ越し屋でのアルバイトの思い出

大学生のとき、アルバイトで引っ越し屋の手伝いを始めたときのことです。元々ソフトボール部で体格も良く、力が強かったわたしは引っ越し屋の仕事をすることに何の不安もありませんでした。春休みだけだし、春休みの季節は新生活の始まる時期で引っ越し屋が一番多忙な時期で、人手不足だったので女でも雇ってもらえたのです。

引っ越し屋の制服に着替え、上がる家に失礼のないように白い靴下を履いて、初めて引っ越しのアルバイトに行った時、依頼主は大学生で社会人になって地元で就職したため、単身引越しをするというものでした。マンションの4Fの部屋でワンルームマンションはダンボールの山で、まだ細かいものが散乱していました。

先輩に言われてとりあえずダンボールを1Fにおろす作業からしようと1つ持ち上げてみたところ、持ち上がることは持ち上がるけれど歩くとよろっとしてしまうくらい重いものでした。ダンボールの上にはマジックで「洋服など」と書いてありましたが、心の中で洋服って束になるとこんな重いのかと思ってしまいました。

それでも初仕事なのでがんばって持ち上げ、狭い階段をやっとの思いで下り、トラックの前まで持って行きました。 これを何回繰り返すのだろうと思いつつ、階段を上がり、1つずつダンボールを抱えてはトラックの前まで持って行くことを繰り返しました。4往復ほどしたところで、この仕事は女には無茶だったという思いが頭をかすめました。でもわたしは荷物を運んでいるのだけど、同時にこの依頼主の大切な思い出や宝物を運んでいるんだと思い、身の引き締まる思いで何とかやり遂げました。

翌日、腰が痛くて動けなくなり、結局その日から引っ越し会社の中の事務仕事に変えてもらいましたが、自分の運んだ荷物が引っ越し先に届いたことを確認すると何とも言えない充実感でいっぱいになりました。